ダイビングのライセンス取得について

非日常感を体感できるダイビングは、ストレス解消になります。働く女性にも人気急上昇のマリンスポーツです。
本格的にダイビングを始めるためには、ライセンス取得が必須になります。
持っていない場合は、体験ダイビングで毎回講習を受けてインストラクターと一緒に潜ります。
しかし、一度ライセンスを取得すると泳げる範囲が広がり、機材レンタルやタンクの購入がスムーズに出来ます。
ライセンスの提示がないとレンタルや購入ができません。
ダイビングを本格的に楽しむには、ライセンス取得は、重要になります。

ダイビングライセンスの種類は30以上

ダイビングライセンスは「Cカード」と呼ばれています。ダイビング講習を受けて発行される認定証です。
国家資格ではなく、民間の指導団体が発行する資格のことで、ダイビングをするために必要な知識やスキルを身につけた証明になります。
日本にはダイビングライセンスを発行する指導団体が30以上あると言われています。
同じ団体でもダイビングスキルによってランク分けがされます。
一般的によく聞く団体で多いのは、CMAS、PADI、NAUI、BSAC、SSI、SNSIあたりでしょうか。
ライセンス講習のプログラムは団体によって少し異なりますが基本的に共通です。指導団体に所属しているインストラクターから講習を受けて取得します。

もっとも多くの方が持っているライセンスが初級レベルのOWD(オープンウォーターダイバー)です。
学科、実習を経て4日くらいで取得できます。
取得すれば、水深18mまでの潜水ができ、ダイビングショップでの器材レンタルやタンクの購入が可能になります。
もっとステップアップしたい方はAOW(アドバンスドオープンウォーターダイバー)です。
講習は最短で2日くらいで資格を取得できます。
こちらのライセンスを取得すれば、水深30mまで潜水ができます。
さらにプロを目指したい方にはDM(ダイブマスター)があります。高い知識やスキルを要求されるのでライセンスの難易度は高いです。

講習の参加資格

ライセンス講習を受けるのに参加資格はありません。
ただし、年齢が18歳以上(未成年者は保護者の同意が必要)、45歳以上の方は、医師の診断書が必要になります。
ダイビングは激しい運動ではないですが、シニアの方は予防のために健康診断の受診や診断書の提出を求められます。
泳げないから無理だろう、運動は苦手だから、と思っている方もダイビングが出来ないことはありません。
講習を受講するインストラクターに相談してみてください。
また、ダイビングライセンス取得の講習費用は、ダイビングショップやスクールによって違いますが一般的に6~7万円前後が相場だと言われています。今ですとインターネットで検索できますので調べてみるのも良いと思います。


ダイビングを趣味にして楽しみたい方は、まずは、ライセンスを取得することから始めましょう。
気軽に試しただけの方ならダイビングショップが開催している体験ダイビングがありますので、そちらを体験してから本格的に始めてみるのもいいかもしれません。
また、講習は、怪我や事故を避けるために、ご自身の安全のために必要なことを学ぶことでもありますので、しっかり受講してダイビングを楽しんでください。